ピンクと水色

松島聡くんと高山一実さんという最高のアイドルが好き。駄文かつテンションが中学生です。

愛に溢れた5tageから、次の夢へ

言葉選びが難しく、でもどうしても寂しくて、気持ちを共有したかったから、残しておきたかったから、書いたけれど、もし、不快な気持ちになる方がいたら本当に申し訳ない。松島担の目線で書いています。

伝わるかはわからないけれど、私は、メンバー一人一人が、Sexy Zoneが、大好きです。

 

2022年12月16日

Sexy Zone初単独ドーム公演の、幕開けである。

 

Sexy Zoneの初ドーム。

10年待った、10年経った、10年願った、初ドーム。

 

ザ・ハイライト

 

誰も欠けることのないハイライトにすると、アリーナツアーで、風磨くんが言っていた。

 

5人でつかんだドームだと、言っていた。

 

5人で立ちたかったと、言っていた。

 

実際、ステージ上に立ったのは、4人だったけれど、開演前のセクベアの声はマリウスが担当していたし、マリウスは全公演、見ていたそうだ。

もちろん、それをファンが知ったのは、すべて終わった後なのだけれども。

 

2018年の3日間で、けんそうの漫画に出てきた「東京ドーム」の文字。

 

その後、聡くんが休養している時、3日間での、マリウスのパラデル漫画に出てきた「東京ドーム」。

 

2021年、10周年で立つ予定だったけれど、社会情勢を鑑みて延期された、ドーム公演。

 

そして、ようやく実現したのが、今回のドームツアー「ザ・ハイライト」である。

 

デビュー曲のSexyZoneからはじまり、シングル曲やライブ定番曲のなかに、アリーナツアーから引き継いだ演出や曲がはいり、一瞬夏に戻らせてくれる。冬のライブということで、「冬が来たよ」が入り、インパクのソロ曲でがらっと雰囲気が変わって、終盤には、ハイライトメドレーと称して、様々な思い出のつまった曲がリミックスされ、ジャニオタの必修と言っても過言ではない勇気100%で締めくくられる。そのあとは、「Forever Gold」で改めて今までを振り返り、4人それぞれの挨拶のあと、アリーナツアーと同じく、「Dream」で締めくくられる。

 

あたたかなオレンジ色に染まった、アリーナツアーの時よりずっと大きい会場を見渡して、自然と頬をつたった涙の冷たさは、きっと、この先忘れることができない。

 

十字花道、外周、バクステ、2階席まで伸びるクレーン、アンコールでは外周フロート、とステージ構成も完璧だった。

 

Dreamのラスサビで、5つあったスポットライト。

最後にあった、マリウスのサイン。

 

まさに「誰のことも置いていかない」「誰も欠けることのないハイライト」な公演だったわけである。

 

「12年かけて」彼らが掴んだこのドーム公演は、あまりにも楽しく、輝かしく、そして温かいものであった。会場中が祝福し、同じ喜びに浸る、これこそがアイドルを応援する醍醐味だと思わせるような、私が今まで入った中で、一番楽しいライブだと、迷わずに言うことができる。

 

「みんな、この一年、よく頑張ったね。」

 

「クリスマスという特別な日に、Sexy Zoneを選んでくれてありがとう。」

 

健人くんのこの言葉に、全力で、貴方たちもアイドルでいてくれてありがとうと叫び返したくなった。

 

クリスマスに、シロップたっぷりのドリンクに、ホイップクリームをたっぷりのせたような、甘甘なケンティーがみられたから、世界で一番セクラバは幸せだったと思う。

 

 

 

さて、12月25日、京セラドームで幕を閉じたこのドーム公演。

 

今、改めて振り返ってみると、当日とはまた違った思いが浮かんできた。

 

 

2022年12月27日 10時30分

 

私の世界が、大きく変わった瞬間だった。

 

友達に言われて思い出したのだが、確かに、25日の公演のダブルアンコの曲振りで、風磨くんはこう言っていた。

 

「たとえみんなの見える世界が変わっても、戸惑わずに、僕たちについてきてくれますか?」

 

その時は、言い回しに違和感をいだきこそすれ、Change the world を歌うのか、と流してしまっていたが、きっとこういうことだったのだろう。

 

年が明けたら、私たちに見えるSexy Zoneは確かに、4人だけのグループになってしまう。

 

あんなに、5という数字に拘っていたSexy Zoneが、この先、5人で一緒に夢を追えなくなることがわかっている中で歌ったChange the world は、決意表明の曲だったのだろうか。

 

夢のStageに何時か立つんだ

 

1つの夢であったStageに立つことを叶えたSexy Zoneが、勝利くんが宣言したように、いつか国立に立つことを、願わせて欲しい。

 

登ってみせんだ

「頂上」

で咲き誇れ

本気で本気でこの愛を

未知なき道あるのみ

Change the world

Change the world / 作詞:Sexy Zone 作曲:Erde・Daniel Durn・DENZIL"DR"REMEDIOS 編曲:吉岡たく

 

このドーム公演中に私が痛切に感じたのは、好きなアイドルが、アイドルとしての夢を抱き、ファンにむきあってくれることのありがたさである。

 

Sexy Zoneは、メンバー全員が、言葉と態度で、それを示してくれる。目に見えるところしかわからないけれど、私たちは結局その情報しか得られないのだから、それで十分である。

 

私の友人に、Sexy Zoneのファンではないけれど、Sexy Zoneが誠心誠意アイドルしていることが伝わってきたと言われ、SNS上でも同じような言葉が多く見られたから、オタクの妄想ではないはずだ。

 

2018年に、聡くんが休養してから戻ってくるまで、私はずっと、聡くんが、アイドルでいたくないなら、別の道を選んで幸せになれるなら、それでいい、でも、元気になったかだけは知りたいと思っていた。

 

ちょうど聡くんが休養した2ヶ月後に、小学生の頃から、曲に触れ続けていた嵐が、活動休止を発表したせいもあり、わたしは、さらに、好きなアイドルが、アイドルでいることに不満や苦痛を抱いているかもしれないという不安に駆られるようになった。

 

もちろん誰にだって苦しいことはあって、どんな仕事にだって嫌なことはあるのだろうけど、自分の「好き」が、誰かの苦痛に繋がっているかもしれないと思うと、耐えられなかった。

 

結局、聡くんは、「Sexy Zoneでいたい気持ちが変わらなかった」といって帰ってきたし、帰ってきてからは何度も「この仕事が好き」「アイドルでよかった」と口にしてくれているから、これ以上嬉しいことなんてないくらいである。

 

 

Sexy Zone以外のことを考えている自分が嫌だった。」

 

「離れて気付くことはたくさんあって、もう一回アイドルをすることが自分にとっていいことなのかわからなくなることがいっぱいあったけど、僕からSexy Zoneをとったら何もなくなっちゃうんですよ。アイドルじゃなくなったら僕には何も残らないと思って。だからまだ怖いし、緊張するけど、僕はここに立ちたいし、自分らしく何かを届けたいと思う。」

 

「僕たち5人の笑顔を守り続けてくれてありがとう。本来ならば、みんなの笑顔をまもらなければならない立場なのに、一度お休みしてしまって、悲しい思いとかさせてしまった事実は変わらないんですけど、これからは、自分のできる精一杯の表現で皆さんに恩返ししたい。」

 

 

涙ながらに、こう語った聡くんの言葉を、マリウスもあの場ですべて聞いていたのだと知ったとき、また思わず泣いてしまった。

 

私があのとき感じた、何倍もの想いを込めて、彼は話していたのかもしれない。

 

 

入所して、一年足らずでデビューすることになった聡マリ。

 

11歳と13歳のときからシンメの聡マリ。

 

10人程度のクリスマスプレゼント交換会で、奇跡的にお互いにプレゼントを交換し合ったシンメの聡マリ。

 

当時、ファンではなかったが、事実だけみると、一番大人に振り回されていたのに、決してネガティブな言葉で表現しない、聡マリ。

 

いつも、お互いを尊重し合い、心配し合い、褒め合っていた聡マリ。

 

2人とも、どうか、この先は心身ともに健やかに生きていって欲しい。

 

お休みした上で、自分がアイドルであることに一番の価値を見いだし、アイドルであることを楽しみ、アイドルとして生きていく、アイドルとしてみんなを幸せにすると誓った聡くん。

 

確かにアイドルとしての活動は自分が望んだものであったが、成長するにつれわからなくなり、日本でアイドルとして活動する未来は見えにくいからと、新しい道を選んで進むことにしたマリウス。

 

風磨くんが言ってくれてとても嬉しい言葉だったとよく聡くんが言っているけれど、「決断することに意味がある」のだから、どちらがいいとかではなく、2人とも、とても眩しい人だと思う。

 

Hey, there 守るものはできたかい?

It's hard for me to say good bye

あの日の君は charming charming

綺麗なまま

Forever Gold / 作詞:JUN 作曲:Ricardo Burgrust・Christofer Erixon

 

きっと今しか振り返れない、「ハイライト」があって、でも、「Forever Gold」なのだから、これからも振り返って、懐かしんでいいのだろう。

 

 

2022年12月31日

Sexy Zoneが5人揃ってステージに立つ、最後の日である。

 

 

カウコンでSexy Zoneの5人全員が揃うのは、最初で最後だ。

 

マリウスが、Sexy Zoneを、芸能界をやめて、新しい道をすすむと決めたならば、お休みしたことで、体調が改善しているというのならば、それでいい。

 

アイドルとしての11年間がかけがえのない財産だと言ってくれるだけで、幸せだ。

 

もしも君が 負けそうなとき

迷わず僕に 聞かせてよ 一人じゃないよ

心には 距離なんてない

Congratulations / 作詞:zopp 作曲:Samuel Waermo・Stefan Ekstedt 

 

京セラドームの公演で、久しぶりの声出しOKのライブで、実はマリウスもいる中で、このパートをファンに歌わせてくれたSexy Zoneは、本当に素敵なアイドルだと思う。

 

戻ってきてから、私たちに見せてくれた笑顔も、紡いでくれた言葉も、どこを切り取っても、マリウスは、完璧なアイドルだ。

 

11歳の時から、慣れない地で、「みんなを笑顔にさせたい」と願ってアイドルとして活動してきた彼のこれまでに、心から感謝をしたい。

 

繋いだままで

いれたらいいね

なんど離れ離れになっても

慣れない世界で君を見つけて

それだけで何もいらないでしょう

Dream / 作詞・作曲:iri 編曲:TAAR

 

彼らが、Sexy Zoneはこの先も5人だというのだから、間違いない。アイドルとしての夢を追うのが4人になっただけで、彼らはお互いに支え合い続けるのだろう。

 

刻一刻と近づく、2022年の終わりに、ただ、ただ、純粋な寂しさが、募るばかりである。

 

ねぇ 離れて気づけた ぬくもりも

胸に それぞれの道へ歩んだあなた

いつかまた出逢うなら 僕らが描く"頂上”で

誰かの夢に

STAGE / 作詞:Sexy Zone 作曲:KOUDAI IWATSUBO 編曲:石塚知生

 

どうか、Sexy Zoneというアイドルグループが、今よりもっと輝いて、より多くの人の心に灯をともす、そんな未来が訪れますように。

 

どうか、マリウスのこれからが、今まで以上に眩しく、優しさに包まれるものになりますように。

 

また会う日まで。

 

2022年12月30日