ピンクと水色

松島聡くんと高山一実さんという最高のアイドルが好き。駄文かつテンションが中学生です。

SZ10TH宮城公演

松島聡くんに抱いている感情は恋じゃないと思っていたのに、恋だった。

 

静かな熱狂の中で、ふと気が付いてしまった瞬間、絶望に襲われた。

 

暑い日が続いておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。暑さにやられて私はこんな文章を書き始めました。

 

ふざけたタイトル通り、ふざけた内容なので同じく暑さにやられた方、どうぞ。ちなみに内容はSZ10THの宮城公演のレポです。(??)

 

さて、私は長年、自担はリアコじゃない。リアコは相葉さん(嵐の)と風磨くん、と叫び続けてきた。確かに二人ともリアコなのは間違いないのだが、私が恋していたのはきっとずっと自担だったのだと、この夏の始めに気が付いたのだ。

 

そう、聡、この夏の始め。SZ10THの振り替え公演で、私は初めて生の聡くんを見た。中高生の頃は親の協力があまり得られなかったのもあったし、私の嵐のファンクラブに4年か5年入っていて1回しか現場があたらなかったくらい弱すぎる名義のせいもあって、ようやく行けたライブだった。

 

まあ、最初全落ちしたのだけれども。

 

FCは聡くんが戻ってきてから入り直したし、最初全落ちした時はまあなんとか割り切れた。しかし、復活当選からのライブ延期という怒涛の数日間で完全に心が折れ、さらにとにかく私事が忙しく、真剣にオタ卒を考えていたころに振替が決まった。

 

オタ卒だなぁと長い付き合いの友達に言ったら、皆に驚かれたくらい大変だったあの数ヶ月は思い出したくもない……

 

振替が決まってからは少しずつセクゾの情報を追うようになり、久しぶりにジャニーズWebを開き、レツミュを開封した。セトリと同じプレイリストを流しながら試験勉強をして、ワクワクしすぎて身が入らなくなった。

 

なんとか六月までを乗り切り、最後の試験を受け終わったのがライブ四日前。そして他教科の試験期間の一週間半前。夜中にうちわを作り、双眼鏡をポチり、これで試験落としたらどうしようと思いながら新幹線に乗り込んだ。

 

なんで私推しの視界に入りたくないとかいいながらファンサうちわ作るんだろうね。ちなみに友達に何がいいと思う?って聞いたら、「蔑んで」がいいと思うと言われた。私のこと、よくわかってんじゃん……。もちろん作らなかったよ、絶対ファンサもらえないじゃないか……笑

 

1日目の夜公演。入りがギリギリになってしまい、慌てて双眼鏡とペンラとうちわを取り出し、スマイルアップシールドってどうつけるの〜と思っているうちにレツミュのイントロが聞こえてきた。

 

はっとして顔を上げたら、あの、SexyZoneが、メンステに、いた。慌てて双眼鏡を目に当てたら、カバーがついたままで何も見えなかった。

 

やっぱり好きなアイドルを初めて見る瞬間って特別だ。感動と、喜びでいっぱいになって、思わず涙として溢れそうなあの気持ち。推し始めてから会うまでに1番時間がかかったのが聡くんだから、あまりにも嬉しくて、一日目の記憶がほとんどない。

 

あんな良席わたしの席運じゃ一生経験しないと思うのだが、センステも花道も外周もしっかり肉眼で表情まで見ることができて、胸がいっぱいだった。そして記憶が飛んだ。

 

覚えているのは聡くん必死に追ってたら周りのオタクがざわざわしてるから振り返ったら健人くんがいた、とか、風磨くんがいた、とかそういうことくらいである。

 

あと名脇役で真横であがったリフターの聡くんの背中見つめながらうなじ可愛い……と思っていたくらいである。せっかく緑夢くんに当たって、連番相手が祝福してくれたのにも関わらず何も覚えていない。MC、生えてきちゃったんだったね。

 

いつまで経ってもタイトルを回収できない。1日目は何もなかったんだ。記憶が飛んだせいで。

 

二日目、夜公演が良かったなぁとか贅沢なことを思いながら、相変わらず試験勉強をしながら会場に向かった。必死にiPad眺めてるオタクに見覚えある?私です。

 

唯一当てた嵐の公演が東京ドームの天井席だったわたしは何も期待せずに、いや、とても期待しながらチケットを出したら、スタンド10列で思わず笑ってしまった。東京ドームしか行ったことないオタクだから、十分良席と思いながら席に向かったら、会場のサイズ的に結構上でまた笑ってしまった。

 

でも、前日とちょうど逆サイドのリフターの真正面だったのである。聡くん確かくるな、とソワソワしながらまた試験勉強。

 

結果として聡くんは0ズレだった。高さまでドンピシャ。RTAの腰振りで周りの松島担と崩れ落ちて楽しかった。ファンサはよくわからないけどもらったことにしておく……真正面だし……

 

さて、上列のいいところは、メンバー全員を一気に視界に入れることができる点である。聡くんダンス上手いなぁと思っているうちに、ふと気がついた。

 

私、聡くんが好きだ。

 

聡くんのダンスが好きでたまらなくて、それだけで好きのキャパを超えるくらいなのに、歌声も、見た目も、言動も、全部好きなんだ。でもそんな聡くんは、絶対に私を向いてくれないんだ。

 

恋に気がついた瞬間に失恋する、なんてフレーズが頭を巡り、幸せの絶頂で絶望した。

 

会ったこともないアイドルに恋してるわけなんかないじゃん、絶対叶わないのに。聡くんに抱いているのは、恋愛感情に限りなく近い別の気持ちだよ。

 

ずっと言い続けていた言葉は、半分本当で、半分嘘だった。確かに叶うわけがないし、彼女になりたいわけじゃない。でも、間違いなく私は聡くんに恋をしている。

 

そう思ったら、途端に涙が溢れてきて、たしか、Slow Jamの途中で、もうそこからは「好きなアイドル」ではなくて「恋しているアイドル」として聡くんを見てしまって、苦しかった。よくWhy?とMy Lifeを生き抜いたなと我ながら思う。

 

成人女性がこんな文章を書いていることが怖くなってきた。数ヶ月後恥ずかしさのあまり震えながら非公開にしていると思う。

 

泣いていたら視界が滲んでしまうし、必死に堪えていたのに、最後の聡くんの挨拶で涙がまた溢れて、RUNとチェンザワで苦しくなるくらい泣いた。

 

戻ってきてから、一気に大人っぽくなった聡くんは、キラキラアイドルスマイルだけではなくて、ファンを包み込んでくれるような余裕のある笑顔も見せるようになった。チェンザワで真似できるように振りを大きくしながら見せてくれたその笑顔があまりにも好きで、泣くことしかできなかった。

 

スマイルアップシールドのせいで涙も拭えないし、なんなら泣きすぎて曇ってるし、ぼっち参戦だから一人で感情を処理しなくてはいけなくて、あわあわしているうちにアンコが始まってしまった。

 

Twilight Sunset

 

 SexyZoneで1番好きな曲。マリウスの生歌聴きたかったなあ。いつか聴けるといいな。

 

相変わらず前髪をちょんまげにしている聡くんはお腹をいっぱいみせながらクラップしていて、かわいすぎて心配になってしまった。

 

夢のような、幸せと絶望でいっぱいの二時間がすぎさり、ぼーっとしているうちに、家についていた。

 

家についてから、夜公演のレポを読んで泣いて、チェンザワのMVをみて泣いて、見逃し配信がないことに泣いて(違法アップロードするからだよ……それだけが原因じゃないとは思うけどさ……)、たぶん、7/11だけで半年分の涙を流した。

 

大変だったのはここからである。一晩寝たら会場で勉強するくらい追い詰められている試験の一週間前。だけど恋愛真っ只中の気持ちは浮ついていて試験どころじゃない。勉強しながら思い出して泣いて、Twitterのリア垢で語って、聡くんのうちわを抱きしめて、バイトに行って、勉強して。

 

ありとあらゆるラブソングを聴きあさり、そのたびに涙した。

 

胸がいっぱいだったのもあったし、試験落とすと本気で思ったしそのことで追い詰められて、一週間でたぶん三回くらいしかご飯を食べられなかった。恋ってやべえな。聡くんがお休みした後ももりもり三食食べてたよ、わたし。

 

これからの人生、聡くんに叶わない恋心を抱きながら生きていかなければいけないと思うと辛い。だけど、それが楽しいんだろうな。名脇役の歌詞が痛切に理解できる。

 

聡くんの綺麗な、甘いのに精悍なお顔が好き。

 

聡くんの低めで優しい声が好き。

 

聡くんの柔らかくてさわやかな歌声が好き。新曲の大人っぽい歌声も、色気がたっぷりの歌声も、優しい歌声も、すべて魅力的でずっと聴いていたい。

 

聡くんのほっそいウエストが好き。しっかりした肩幅と骨盤も好き。上前腸骨棘がエロい。ご飯いっぱい食べてね。

 

聡くんの優しいところが、礼儀正しいところが好き。アイドルの本当の姿なんて分からないとよく言われるけれど、私たちに見える聡くんはとても優しいし、メンバーや関わった人たちのお墨付きがある。

 

聡くんのダンスが好き。一つ一つの動きが大胆だけれど繊細で、決まっていて、カッコいい。夏のハイドレンジアみたいな曲は優美に踊るところが好き。

 

聡くんの字が綺麗なところが好き。手書きにこだわりがありそうなところも好き。

 

こんなに好きになれる人に出会えて、幸せです。

 

聡くんのこれから歩む道が輝かしいものでありますように。